【ヘナ】特徴と白髪染めやカラートリートメントとの違い 

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ヘナカラーは、植物のヘナを使って髪を染める方法です。

白髪が気になり始めると

そのままでいく。

白髪をカバーする。

最近は、白髪ぼかしなど、白髪を目立ちにくくするカラーリングの技術やトリートメント剤も選択肢の一つになりました。

これからも白髪染めを続けるのかな

ふと考えることはありませんか?

この記事では、ヘナの特徴や白髪染めとの違い、メリット・デメリットなどをお伝えします。自分に合った白髪ケアを選ぶための参考になれば嬉しいです。

ヘナとは

ヘナは、ミソハギ科の植物です。

ヘナ(学名:Lawsonia inermis)の葉を乾燥させて、粉末にすると植物由来の染料に。この染料で白髪を染めることをヘナカラーと呼んでいます。葉にはローソンという色素が含まれていて、毛髪のケラチンと結びつくことでオレンジ色〜赤橙色になります。髪を脱色しないので、黒髪の部分は色の変化がほとんどありません。植物の色素を利用した染毛方法なので一般的なカラー剤のような化学染料は入っていません。

H3|天然ヘナ100%とは?

化学染料などを一切加えていないヘナのことです。カラーのコントロールが難しいことから、純粋なヘナを扱う美容室は全国でもかなり少なく、名称(ヘナカラー・天然系カラーなど)だけでは、純粋なヘナかどうかは分かりにくいのも現状です。名称やイメージだけで選ばすに原材料表示の確認を。インディゴなどの植物原料を合わせてブラウン系の落ち着いた色に仕上げることができますが、その場合は厳密に言えばヘナ100%ではなく植物原料100%。ヘナは難しいと思われがちですが、自然なハイライトのように見せることができたり、調合によってオレンジ色以外のブラウン、アッシュ、マット系にも対応できます。※染まり具合には個人差があります。

継続すると嬉しいこと

  • 頭皮ケアができて、髪にハリ・コシも感じる
  • 髪のツヤやまとまりを感じる

ヘナを使っていると頭皮の状態が良くなったり、髪のハリやコシ、ツヤを感じたり、まとまりやすくなるなど、うれしい変化を感じることがあります。ただし、使うほど髪のダメージが治るというわけではないことは知っておきたいところ。

ハリ・コシを感じやすくなるのはなぜ?

理由として考えられるのが、ヘナの色素成分と髪を構成するタンパク質(ケラチン)との結びつきです。年齢とともに髪が細くなったり、根元のボリュームが出にくくなったりしている場合、一本一本がしっかりしたと感じるのです。アーユルヴェーダでは、ヘナは頭部を心地よくクールダウンする植物として使われてきました。頭皮に塗布するので、頭皮のかゆみやフケのお悩みが解決する場合もあります。

ツヤやまとまりを感じるのはなぜ?

ヘナで髪のツヤやまとまりが良くなったと感じる人もいます。髪の質感が良くなり、光が均一に反射してツヤがでます。脱色をしないので髪にダメージを与えずにすむのも魅力の一つ。一方で、髪のきしみやごわつきを感じる場合もあるので、ヘナをすれば必ずツヤがでるとは考えず、髪質やダメージの状態によって個人差があることも理解しておきましょう。

天然ヘナのデメリット

  • 天然でも植物アレルギーがおこることがある
  • 色の選択肢が少ない
  • 独特の香りや扱いづらさを感じることがある

天然でもアレルギーがおこることがある

天然ヘナは植物由来ですが、「天然=誰にでも安全」という意味ではありません。 植物の成分に対してアレルギー反応が起こる可能性はあります。初めて使用するときは、製品の説明や注意事項に従い、必要なパッチテストを行いましょう。自然由来であることと、アレルギーが起こらないことは切り離して考えることがポイントです。

色の選択肢が少ない

ヘナは、一般的なヘアカラーのように豊富なカラーバリエーションからは色を選べません。元の髪色や白髪の割合などによって発色に個人差があり、この色にしたいと細かく指定する染め方とは異なります。自分の髪色を生かしながら自然に染めたい人にヘナはおすすめです。カウンセリングを行い、白髪の量や生えている場所、元の髪色とご自身のお好みを考慮してヘナの配合を決めていきます。

独特の香りや扱いづらさを感じることがある

天然ヘナは植物特有の干し草や草木のような香りがします。香りの好みには個人差があり、染めた後もしばらく感じる場合も。

人によっては髪にきしみを感じる場合もあります。続けることで気にならなくなるケースが多いので3回は続けたいところ。また、染めた直後は淡い色のタオルや衣類への色移りに注意。染めて3日間ぐらいは洗髪時のすすぎ湯やタオルなどに色が付くことがあります。インディゴを使った場合は、数日かけて徐々にマットな色味からブラウンに変化するというのも特徴です。


白髪染めとヘナの比較

  • 施術に必要な時間
  • 髪や頭皮への考え方

施術に必要な時間

一般的なヘアカラーと同様に、ヘナも放置時間が必要です。使用する製品や施術方法、髪の状態などによって放置する時間を変えます。

ゴールデンペタルスでは、明るめのお色味の場合、放置時間は最短で30分。深い色味で染めたい場合は2度塗りをしたり、長めに時間をおきます。ご希望の仕上がりをお伺いして、お一人お一人に合わせた方法にしています。

忙しい生活の中では、カウンセリングに時間をとるのが面倒と感じる人もいるかもしれません。その一方で、毎月繰り返す白髪染めだからこそ、できるだけ早く終わらせる時間から、自分を大切にする時間にするという選択もあっていいという考えも。

髪や頭皮への影響

仕上がりだけでなく、髪や頭皮のことも大切にしたいところ。ケミカル、天然に関わらず、成分による刺激やアレルギーには注意が必要です。

大切なのは、天然だから安心、化学成分だから悪いと単純に分けないこと。それぞれの特徴を理解し、髪の状態や過去のカラー経験、希望する仕上がりに合わせて、自分に適した方法を選びましょう。

色や明るさを自由に楽しみたい時期は、一般的な化学染料のヘアカラーやカラートリートメントで。黒髪を明るくする必要を感じなくなったときには、天然ヘナを選択肢に加えるというのもあり。白髪を隠さなければならないと考えずに、今の髪を生かしながら整えていく。ライフスタイルに合わせて心地よくきれいに。

過去にヘアカラーや植物、化粧品などでかぶれた経験がある場合は、そのことをサロンにも事前に伝えてください。使用中にかゆみ、赤み、腫れなどの異常を感じた場合は、無理に続けないようにしましょう。

自分を整える時間

鏡の中の染めるべき部分だけに目が向いて、白髪染めは毎月こなす作業になりがち。ゴールデンペタルスでは、定期的なヘナの時間そのものを、自分を大切にする時間にすることを提案しています。

たとえば月に一度、今日はヘナの日と決めてみる。普段より自分に意識を向けるだけでもいい。白髪が出てきたから仕方なく染めるのではなくて、これからを大切にするために、自分で選んで時間をつくる。

 染めるたびに、整う。

たとえば、ヘナで染めている最中は、本を読む、温かい飲み物をゆっくり飲む、音楽を聴く、外の景色を眺めるなど、過ごし方は自由。何か有意義なことをしなければと考える必要もありません。忙しい毎日の中で、時間を意識的につくること自体が、自分のペースを取り戻すきっかけに。特に忙しい方には、瞑想がおすすめ。自分自身の状態に目を向ける時間はよいものです。忙しすぎなかったか、きちんと睡眠をとれているかなど、自分に問いかけてみます。何かを改善しなければならないわけではありません。定期的に自分の状態を確認するきっかけを持てることがいいことだと考えます。

ヘナを暮らしに取り入れるために

天然100%ヘナを扱う美容室・サロンに相談する

初めて試す場合は、ヘナを扱っている美容室やサロンで相談する方法がおすすめ。自宅で自分でしたい方もいると思いますが、白髪の割合や元の髪色、これまでのカラー履歴などによって仕上がりが変わるためプロにお願いするのがおすすめ。

サロンを選ぶ際は、ヘナ100%なのか、色のことや施術時間、アレルギーなどの注意点についても説明をしてくれるかは事前に確認を。

よくある質問

  • ヘナはどのくらいの頻度で染めればいい?
  • ヘナはどんな人におすすめ?
  • ヘナをした後に普通のヘアカラーはできる?
  • インディゴとの二度染めとは?
  • ヘナは頭皮についても大丈夫?

ヘナはどのくらいの頻度で染めればいい?

3週間〜4週間です。白髪が気になったタイミングを一つの目安に。白髪が気にならなければ、必ず毎月染める必要はありません。自分の生活に合わせて無理なく続けられる頻度を見つけてみてください。

ヘナはどんな人におすすめ?

髪や頭皮のケアをしながら白髪ケアをしたい人におすすめです。

  • 頭皮のフケやかゆみ、刺激が気になる
  • ヘアカラーによる髪の傷みが気になっている
  • ハリ・コシやボリュームがなくなってきた
  • 敏感肌やアレルギーがあり、ヘアカラーでかぶれたことがある
  • 自然由来のもの、環境に配慮したものに興味がある

ヘナをした後に普通のヘアカラーはできる?

ヘナをした後でも、一般的なヘアカラーをすることはできます。ただし、ヘナをしていない髪と同じようには染まらないことがあるため注意が必要です。ヘナやインディゴの色素は残りやすく、次のカラーの仕上がりに影響することも。将来的に明るいカラーやカラーチェンジをしたい場合は、思い通りの色にならないことがあるため、施術前に相談を。

インディゴの二度染めとは?

インディゴの二度染めとは、最初にヘナで染め、その後にインディゴを重ねて、より落ち着いた色味を出す方法です。ヘナとインディゴをあらかじめ混ぜて一度で染める方法もあり、髪の状態や希望する色によって使い分けられています。

ヘナは頭皮についても大丈夫?

天然100%のヘナは、頭皮につけても大丈夫です。ただし、人によってはヘナやインディゴなどの植物成分に対しても、かゆみや赤み、刺激を感じるなどのアレルギー反応が起こる場合があります。特に、もともと頭皮にかゆみや炎症、傷などがある場合や、ヘアカラーでかぶれた経験がある人は注意が必要です。天然なら大丈夫と自己判断せずパッチテストを。施術中でも違和感を感じた場合は使用を中止してください。

自分を大切にする時間へ

ヘナは、すべての人に合う白髪染めではありません。

色の自由度を優先するなら、一般的なヘアカラーの方が適しています。

「続けるものだからこそ、髪と自分を大切にできる方法を選びたい」

そう思ったとき、ヘナがおすすめです。

そして提案したいのは、

月に一度、自分を整える時間。

白髪を隠すためだった時間を、自分自身をいたわる習慣へ。

染めるたびに、整う。

これからの自分を大切にするために。ヘナがきっかけになれば幸いです。